ロバート・デ・ニーロ(83)が、俳優業と家庭生活の両立における苦悩を語った。3歳の娘ジアをはじめ7人の子供の父親であるデ・ニーロは、長期間家庭を離れる際にしばしば罪悪感を抱くことを明かした。
「ピープル」誌の取材に対し、デ・ニーロは「秘訣があるかどうかは分からない。すべてをなんとかやり繰りしているだけだ。本来いるべき、あるいはいるべきだと思う時に側にいられないことへの罪悪感は、どうしても拭えない」と語る。
また、父親としての役割は常に実践から学んできたという。「新しい体験の連続だ。講座を受けたりするようなものではない。受けることもできるだろうが、普通はしない。ただ飛び込んで子供を持ち、やるしかない。それだけだ」
そんなデ・ニーロは、Netflixの新作映画「The Whisper」でアダム・スコット演じる主人公の疎遠な父親役を務めている。アダムもまた、父親業にマニュアルは存在しないと同意し、「どれほどアドバイスを受けても、誰に何を言われても、実際に経験しなければ準備などできない。親としてどう関わるかは、自ら体験して見つけ出すしかない」と語った。
また、デ・ニーロはNetflixの新作ドキュメンタリー「Tribeca 25」の中で、2001年の9/11テロ事件後にニューヨークの復興を目指してトライベッカ映画祭を立ち上げた経緯についても回想。「資金も青写真もない中、ダウンタウンの再生をかけた挑戦だった」と振り返り、同作の監督を務めたマット・ティルナウアーも、地域復興に向けたデ・ニーロや共同設立者である映画プロデューサーのジェーン・ローゼンタールらの強い決意を称賛している。