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「友達なのに一緒にいると疲れる」もしかしてフレネミー? 長年の友人に違和感【心理カウンセラーが解説】

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Aさんには、学生時代から10年以上付き合いのある友人がいる。以前はよく一緒に出掛けたり、悩みを相談したりする仲だったが、ここ数年、友人の言動に違和感を覚えるようになったという。

仕事でうまくいったことを話すと「そのくらいなら誰でもできるんじゃない?」と水を差される一方、失敗した話にはどこか嬉しそうな反応をされることもあった。また、以前相談した悩みを、複数人がいる場で冗談のように話題にされたこともある。

その場では笑って流していたものの、友人と会った後はいつも疲れを感じていた。「昔からの友達だから」と付き合いを続けていたAさんだったが、しばらく自分から連絡するのをやめると、気持ちが楽になった。その一方で「距離を置いてよかったのか」「自分が気にしすぎなのでは」という迷いや罪悪感が残る。

親しい友人との関係に違和感を覚えたとき、どうすればよいのか。フレネミーと呼ばれる人の特徴や心理、関係に悩んだときの対処法について、心理カウンセラーの衣川竜也さんに話を聞いた。

「もしかしてフレネミー?」友人関係に違和感を覚えたら 

ーフレネミーとは、具体的にどのような人を指すのでしょうか。見極めるポイントについて教えてください。 

フレネミーは、表面上は友人として親しく接しているものの、内心では嫉妬や競争心、敵意などを抱き、相手の成功を素直に喜べなかったり、時には相手の評価を下げるような行動を取る人を指す俗称です。 友人との関係で「会った後にいつも疲れる」「不快な言動が繰り返される」ということが何度も続くのなら、その人はフレネミーかもしれません。

ーフレネミーと呼ばれる人は、なぜ友人に対してマウントを取ったり、褒めているようで傷つけたりするのでしょうか。こうした言動の背景には、どのような心理があるのでしょうか。 

フレネミーと呼ばれる人の言動の背景には、人からは認められたいが、自己評価が低く、相手を低く評価するような言動によってマウントを取ることで、自分の承認欲求と自己評価のギャップを埋めようとする心理的傾向が見られます。また相手への「羨ましい」という感情を認めることが、自分の負けを認めるように感じるため、相手を否定・批判してその感情を打ち消そうとします。相手を嫌いなわけではなく関係は保ちたい一方、自分より評価されることには耐えられないという葛藤を抱えているのです。

ー友人との関係に違和感を覚えた場合、どのように対応すればよいのでしょうか。 

フレネミーは、我慢強い人を身近に置こうとします。無自覚かもしれませんが、自分の言動を受けても離れずに関係を保ってくれるからです。友人をフレネミーかもしれないと感じたら、まずは秘密や悩みなど個人的な情報を話すのを止め、そこから会う頻度や連絡を少しずつ減らすなど、少しずつでも距離を取っていきましょう。人生の中では我慢しなくてもいいことがあり、他人から理不尽に自尊心を傷つけられることもその一つです。自分が心穏やかに過ごせる人、自尊心を保って付き合える人と時間を過ごしましょう。

◆衣川竜也(きぬがわ・たつなり) 心理カウンセラー/カウンセリングオフィスAXIA
心の悩みや人間関係、子育てなど、さまざまな悩みを抱える人のカウンセリングを行う。経営者や医師、トップアスリートのコーチングにも携わるほか、企業のメンタルヘルスやハラスメント対策、人材育成にも取り組んでいる。
▽カウンセリングオフィスAXIA 公式HP
https://axia-co.com/

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