「トランスフォーマー」(2007年)シリーズで主演し、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(2008年)ではインディの息子役を演じたことでも知られる俳優シャイア・ラブーフ(40)が、自身の父親が女優シガニー・ウィーバー(76)に言い寄り、平手打ちを受けたと主張している。
事の発端は、7月11日にテネシー州ノックスビルで開催された「2026ファンボーイ・エキスポ」にシャイアが出席した際のことで、2003年公開の出演作「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」撮影時の経験について尋ねられ、当時の現場に同行していた父親ジェフリー・ラブーフの不適切な振る舞いについて暴露する流れとなった。
当時未成年のシャイアには法律で保護者の同伴が義務付けられており、ジェフリーは息子から給料を受け取る形で現場の付き添い役を務めていたという。しかし、ジェフリーは同作の撮影現場で問題行動を起こしていたといい、シャイアは「親父は刑務所から出たばかりだった。だから、その撮影現場に行くと、そこにはたくさんの可愛い女の子たちが歩き回っていて最悪だった。親父はあの3人の女性全員に、いつも口説きかけていたんだ」と振り返る。
シャイアの主張によると、ドリュー・バリモアやキャメロン・ディアスと共にタイトルロールの「エンジェル」の一人を演じたルーシー・リューが、ジェフリーを特に嫌悪していたという。「ルーシー・リューは親父が我慢できなかった。本当に我慢できなかったんだ。でも親父はどこにも行かない。だって僕の親父なんだから。だから僕たちはいつも一緒にいたんだけど、リューはいつも僕のトレーラーの周りを大きく遠回りして避けていたんだ」「親父がいつもリューに向かって口笛を吹いていたから、リューはそばにいたくなかったのさ」と当時の状況を明かした。
ジェフリーの暴走はこれにとどまらず、シャイアとシガニーが共演した映画「穴/HOLES」(2004年)の撮影現場でも起きていたという。「エンジェル」と違いシガニーはジェフリーの不適切な行動に対して物理的な反応を示したようだ。「親父はこれまで数え切れないほどの撮影現場から追い出されてきた。ある時、シガニー・ウィーバーに言い寄ってね。『穴/HOLES』の撮影現場で、ウィーバーに平手打ちされていたよ」
そんなジェフリーはこれまで数々の法的問題を抱えており、1981年に強姦未遂で有罪判決を受け、1983年まで服役していた過去があり、自身について「メーガン法に基づき性犯罪者として登録されていた」と告白している。
アメリカ人ジャーナリスト、アーロン・ゲルとのインタビューで、ジェフリーはこう語った。「私は強姦未遂で刑務所に入ったんだ。1980年のことだ。何をしていたのか、さっぱり覚えていない。完全に泥酔して意識を失っていた」
シャイアは生涯を通じてジェフリーと複雑な関係にあり、自ら脚本を執筆し、ジェフリーをモデルにした父親役を自身で演じた半自伝的映画「ハニーボーイ」(2020年)でもそのことを振り返っている。しかし後に、自ら熱演したにもかかわらず、同作で父親役を虐待的な人物として描いたことについては「クソみたいなデタラメだ」と訂正していた。
なお「ピープル」誌は、今回名前の挙がった俳優陣の代理人やシャイア本人にコメントを求めているものの、現時点で回答は得られていないと報じている。