俳優マコーレー・カルキン(45)は、自分の子どもに定期的に「誇りに思う」と伝えているという。女優で妻のブレンダ・ソングとの間に4歳と3歳になる息子たちがいるマコーレーは、父親として良い手本になれるよう努力しているという。
YouTube番組「ミスティカル・キッチン」でマコーレーは、世代間トラウマが人を「苦しめる」と指摘した上で「我が家ではある言葉を頻繁に使っているんだ。自分が子供の頃、十分に聞けなかった言葉だから。『誇りに思う(proud)』という言葉さ」と語った。「息子の発表会があってね。幕が開いた途端、彼は固まって泣き出し、舞台から逃げ出した。そこで僕は駆け寄って抱き上げ、真っ先にこう言ったんだ。『お前を本当に誇りに思っている。あんな風に舞台に立てるなんて本当に勇敢だった』って」とエピソードを明かした。
実父クリストファー・”キット”・カルキン(81)との複雑な関係を公言してきたマコーレーだが、現在家族を養っている自分に誇りを感じているという。
さらに、ブレンダについて「本当に素晴らしい母親で、僕にもっと良い父親、より良い人間になりたいと思わせてくれるんだ。彼女の素晴らしさと、子供たちがどれほど幸せかを見ればわかる」と語った。「そんな彼女と子供たちの幸せな姿を見ているだけで十分だよ」と胸を張っていた。
一方で父クリストファーについては嫌悪感を隠さない。2025年3月にポッドキャスト「シブリング・リヴェラリー」で父親と「30年以上も話していない」と明かしていたが、11月には「デッドライン」誌で「父親は孤独に死ぬべき」とも発言していた。
「彼には7人の素晴らしい子供がいて、今は5人の素晴らしい孫がいる。でも誰も彼と関わりたくないんだ。全くね。僕の知る限りでは」と父が家族と疎遠であることを明言。「兄弟が彼と関係を続けたいなら、そうすればいい。どうでもいいよ。僕は家に素晴らしい子供たちがいる。彼の罪を僕の子供たちに背負わせたくないんだ」と突き放した。
「僕の(子育ての)やり方とは正反対だ。だから彼とは決別しなくてはいけなかった」と教育方針についても言及。「彼は一人で座り続け、おそらく孤独に死ぬだろう。そしたら僕は『ああ、それがあなたの受けるべき報いだ』と言うつもりさ」と取り付く島もなかった。