歌手エルヴィス・プレスリーが、かつて見知らぬ女性に車を贈ったという心温まるエピソードが明らかになった。元妻プリシラ・プレスリーが、英国版「ハロー!」誌の最新号で語った。
プリシラによると、当時エルヴィスはテネシー州メンフィスの自動車ディーラーで新しいキャデラックを探していたという。店内には、同じく車を見ていた女性がいたが、その場を離れようとしたところ、エルヴィスが声をかけ「この車、どう思う?」と尋ねた。女性は振り返り「オーマイゴッド、エルヴィス・プレスリー!」と驚いた様子を見せた。
エルヴィスは続けて「あなたがこの車を見ていたのを見たんだ。僕も車を探していてね。気に入った?」と質問。女性が「とても素敵です」と答えると、エルヴィスは「本当に好き?」と念押しし、女性が「はい」と答えると、すぐに販売員を呼び寄せた。「この車のキーをもらえる?」と頼み、販売員がキーを持ってくると、エルヴィスは女性の前に歩み寄り、「手を出して」と声をかけた。そしてキーを女性の手に置き、「これはあなたのものだよ」と告げたという。
突然の贈り物に女性は涙を流し、「誰かに贈り物をもらうなんて、これまで一度もなかったんです」と感激したとプリシラは振り返った。「彼はいつもこうだったの。とにかく気前が良くて人に喜んでもらうのが大好きだった」と語り、エルヴィスの優しさが日常的なものだったことを強調した。