イベント「東京コミックコンベンション2025」が9日、公式サイトを更新。イベント内で開催していたハリウッド俳優のジョニー・デップ(62)との接触イベントについて、謝罪文を掲載した。
コミックコンベンション(通称・コミコン)は、漫画を中心としたポップカルチャーのイベント。日本では2016年から開始し、毎年ハリウッドスターや海外セレブとの交流が取れる貴重な機会として知られている。
ただジョニー・デップとの握手会やサイン会が行われた当日の6日の午後5時に、東京コミコン公式X(旧ツイッター)では「現在、ジョニーデップ氏のサイン会・撮影会が5時間遅れで進行中となります」と大幅な遅延が発生していることを発表。間に合わない人のために、翌日への振り替えや、キャンセルの手続きも知らせた。振り替えの翌7日にも「現在、ジョニーデップ氏のサイン会・撮影会が大幅に遅れております。協議した結果、本日のプログラムが終了後、18時以降も対応いたしますが、延長時間につきましては未定となります」と再度遅延が発生していた。
これらを受け、東京コミコンの公式サイトでは9日に「東京コミコン2025におきまして、ジョニー・デップ氏サイン会・撮影会の運営に関し、当日の進行に遅延やスケジュール変更等が生じ、楽しみにお待ちいただいていた皆様に多大なるご迷惑とご不便をおかけする結果となりましたことを、東京コミコン運営事務局として深くお詫び申し上げます」と謝罪文を掲載した。
また「現在、公式サイトへのお問い合せや来場者アンケート、ならびにお電話・メールなどを通じて、多くのご意見をお寄せいただいており、これらのご意見を私どもは真摯に受け止めております」と、たくさんの“意見”が寄せられていることも報告。今後については「本イベントの運営状況およびお寄せいただいているご意見を踏まえ、関係各所と連携のうえ、状況の整理と今後の対応について慎重に協議を行っております」と知らせた。
ジョニー・デップは今年11月末から約8年半ぶりに来日している。同月27日に行われたイベントでは、会場には予定より1時間以上も遅刻して到着し、話題を呼んでいた。