映画「ハリー・ポッター」シリーズで主人公を演じたダニエル・ラドクリフ(36)が、TVドラマ版で新たにハリー役を務める11歳のドミニク・マクローリンに応援のメッセージを送った。ダニエルは2001年から2011年まで映画版でハリーを演じ、今回のTV版で同じ役を担う若き俳優に向けて、個人的に手紙を送ったという。
米番組『Good Morning America』でダニエルは、「ハリーを演じる人が必ず連絡を取らなきゃいけないとは思わないけれど、制作に関わっている知人が何人かいるから、ドミニクに手紙を書いたんだ。彼からもとても可愛らしい返事をもらったよ」と語った。
また、ロン役のアラスター・スタウト、ハーマイオニー役のアラベラ・スタントンら新キャストについても触れ、「彼らの光の中に幽霊のように立ち現れる存在にはなりたくない」としながらも、「ただ、彼に『最高の時間を過ごしてほしい。僕も素晴らしい時間を過ごしたけれど、君にはもっと素敵な時間を過ごしてほしい』と伝えたかった。それが僕の願いなんだ」と温かい気持ちを明かした。
ダニエル自身も初めてハリーを演じたのは11歳であり、若いキャストたちに対して自然と保護者のような気持ちが芽生えるという。「彼や他の子たちの写真を見ると、ただ抱きしめたくなる。すごく幼く見えるし、『あの頃、僕もこんなことをしていたなんて信じられない』と思う。でも、とても愛らしくて、彼らが素敵な時間を過ごしていることを願っているよ」と語った。