ジョー・バイデン前米大統領82歳、前立腺がんの放射線治療中　広報担当「治療プランの一環として」

　ジョー・バイデン前米大統領（82）が、前立腺がんの放射線治療を受けているという。今年の5月、進行の早い前立腺がんと診断されたことを発表していたバイデン氏が、「治療プランの一環として」放射線治療中であると広報担当が11日に発表した。治療は5週間とみられている。

　大統領在任期間中もたびたびその健康状態が心配されていたバイデン氏、5月の発表時にはすでにガンが骨に転移していると明かされていた。

　また、9月にはデラウェア州の教会から出てきたバイデン氏が頭部を負傷した様子だったことからその容態が心配されていたが、それが皮膚がんの手術を受けたためであったことが、その後に広報担当より明かされていた。