子どもの言葉には、大人が思いもよらない発言や想像をすることがある。感受性豊かな子どもの独特の表現は、時に大人では理解に時間がかかるものだ。そんなエピソードを育児中の出来事をInstagramでイラストにしているかんたぼうさんが投稿し、話題を集めている。
ある日、子どもと一緒にコンビニへ立ち寄ったかんたぼうさん。おやつを買いたいと嬉しそうに言う息子に「1個だけね」と伝えると、息子は棒つきの飴を手にして満足げだった。
会計を済ませ、自転車に戻ったときのこと。息子が「後ろでテリテリする」と言い出したのだ。突然の言葉に固まるかんたぼうさん。しかしやがて、それが「飴を舐める効果音」を意味していると気づいたのだった。
読者からは「聞いた事ない表現で可愛いです」「うちの子はめろめろするです」など、他の家庭でも同じように効果音を言葉にしている例がコメントであがっている。その時の詳しい話を作者のかんたぼうさんに聞いた。
ー息子さんの「テリテリ」という表現を初めて聞いた時の率直な感想を教えてください。
始めは「テリテリ」が何のことだか分かりませんでした。ただ、おやつを買うと自転車の後ろで食べたがるクセがあったので、それで「もしかしてペロペロか?」とピンときました(笑)
ー「テリテリ」は自分で生み出したのでしょうか?それともどこかで聞いたのでしょうか?
「テリテリ」は自分で生み出したのだと思います。普段からなんとなくの音で言葉を覚えているところがあったので、雰囲気で「テリテリ」となったのだと思います。
ー普段から息子さんは独特な言葉や言い回しをよく使うのでしょうか?
何回聞いても覚えづらい言葉があるようで、ラザニアは今でも「ラゾビア」や「レゾ?なんだっけ?」となり、聞いていて面白いです。
<かんたぼうさん関連情報>
https://www.instagram.com/kantabou20/
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