自分で自分を認められるということは、自己肯定感を育てる上で大切なことだ。幸せまつ子さんがSNSに投稿した作品『自己肯定感』では、小学校1年の息子の自己肯定感を育むための接し方を描いている。
まつ子さんの息子はお絵描きが好きで、毎日好きなものを描きまくっていた。そして描いた絵を「お母さん、これ見て」と、まつ子さんに見せてくれるのだ。この時、まつ子さんは息子の絵を見て「なんでこんなうまく描けるの!?」と大げさを通り越す程のオーバーリアクションで褒めまくった。
すると息子は困惑しつつも「ぼくは意外と才能があるからじゃないかな」と謙遜でなく自分の才能を認めはじめるのだった。読者からは「想像をはるかに超えた上手さでびっくり‼」「素敵なお母さんですね」など、同作に添えられた息子の絵の上手さやまつ子さんの対応への賛同の声があがっている。そこで作者の幸せまつ子さんに同作について話を聞いた。
ー自己肯定感の他にも子育てにおいて気にかけていることがあれば教えてください。
強いて言えば、「やってみたい」「勉強してみたい」「作ってみたい」という気持ちを大切にしてあげようと思っています。
ー「ひたすら褒めちぎる」以外でも、自己肯定感を育てるために意識されていることがあるのでしょうか。
一日のなかで「大好きだよ」をなるべくたくさん言うようにしています。子どもたちが学校や幼稚園から帰ってきたとき、なにか手伝ってくれたとき、ソファーで寛いでいるようななんでもないとき、とにかく「大好き」という言葉をたくさん浴びせています。
ー作品に寄せられた反響の中で印象に残ったコメントなどがあれば教えてください。
「美術系もいいけど、理科系も伸びるかも」というコメントがあったのですが、当たっていてとても驚きました。まさに、息子は生き物好きが高じて観察する目が育ち、絵も比例するようにグングン伸びていったので、絵の才能というよりは生き物への愛がこの作品を生んだのだと思っています。
ー最後に読者にメッセージをお願いします!
見てくださって、本当にありがとうございます!まったくもって褒められた育児はできておらず、毎日毎日、夫と試行錯誤しながら(ヘロヘロになりながら)なんとか子育てしています。
日々投稿している漫画では日常で起きたありのままの出来事を描いているので、よければInstagramアカウントにも遊びにきてくださるとうれしいです♪
<幸せまつ子さん関連情報>
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▽ブログ「幸せまつ子の一生」