10月に行われる長野市長選挙に立候補することを表明している平本浩一氏(59)のX(旧ツイッター)アカウントが12日、サッカー日本代表について「何処かの国のように自国を、理由なしに褒めるのは止めましょう。」と提言した。
アカウント名は「平本浩一(事務所)Hiramoto's officie」となっており、公式マークも付いている。ただ、コメントが平本氏本人によるものかどうかは不明だ。
Xでは9日に日本代表が米国代表と親善試合を行い、0-2で敗れたニュースを引用。「アメリカ、韓国との実力の差は明らかです。」とつづった。なお、日本代表は6日のメキシコ戦では0-0で引き分けているが、一連の遠征で韓国とは対戦していない。
続けて「何処かの国のように自国を、理由なしに褒めるのは止めましょう。」と提言。「組織をreshufflingしないと。」とreshuffling=入れ替えにも言及した。さらに「サッカーだけは、世界共通です。例えば、孫 興民さんは南米で最も有名なアジア人です。」と付け加えた。なお、孫興民(ソン・フンミン)は英プレミアリーグの「トッテナム・ホットスパー」で長く活躍した韓国のFW。今年8月に米MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルスFCに移籍した。
平本氏は今月8日に、記者会見を開き、長野市長選挙に無所属で立候補することを表明したばかりだった。広島県呉市出身。モルガンスタンレー証券会社、ABN・アムロ証券会社、世界銀行、世界銀行グループ国際金融公社職員(米国ワシントン特別区)などを歴任。平本創業株式会社の取締役社長(コンサルタント事業)を務めている。最終学歴は「オックスフォード大学院修了」となっている。
長野市長選挙では無所属だが、2024年10月の衆院選では立憲民主党から広島1区に出馬。岸田文雄元首相に敗れていた。