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「マリオカート」で現実の運転技術が向上!研究誌に実験結果掲載 「GT」からプロレーサーになった例も

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画像はイメージです(mapo/stock.adobe.com)
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 「マリオカート」などのレーシングゲームをプレイすると、実際に運転技術が向上することがわかった。ある研究で同ジャンルのゲームを10時間以上プレイする若者らが現実世界の運転をより安全にできることが判明した。

 「Playcasino.com」の専門家は「適切なビデオゲームは、道路での安全性を高める正確なスキルを磨きます」と主張。「教習や交通法規の代わりにはなりません。しかし様々な査読付き論文から、特定のゲームが車線維持や速度制御、瞬時の判断力など安全運転の基盤となるスキルを向上させることが示唆されています」とした。

 研究誌「Journal of Clinical and Translational Science」に掲載された今回の研究では、週10時間以上プレイする若年成人と「ライトゲーマー」を比較するため、両グループにプロ仕様の路上運転シミュレーターを使用、より頻繁にゲームを行ったグループは、レーシングゲームのプレイ時間が少ないグループに比べ、車線から外れる時間が4%少ない結果となった。

 過去にはプレイステーションのゲーム「グランツーリスモ」のトッププレーヤーから本物のレーサーを育成するという企画が実施され、実際にヤン・マーデンボロー選手がサーキットにデビューし、表彰台に上がったこともある。ヤン選手の物語は映画「グランツーリスモ」として、2023年9月15日に日本でも公開された。

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