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米人気カントリー歌手が性的暴行を巡る訴訟で敗訴

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ジミー・アレン
ジミー・アレン

 カントリー歌手のジミー・アレンが、匿名女性による性的暴行とプライバシー侵害の訴えに関する裁判で敗訴した。8月18日、ニューヨーク州のアレータ・A・トレイガー判事は、アレンが裁判所の命令や提出期限を繰り返し無視したことを理由に、原告側の主張を認める判決を下した。

 訴訟は2023年6月に提起され、原告の女性は、2022年5月にナッシュビル行きの機内でアレンと出会い、交流を深めた後、ラスベガスのホテルで性的関係を持ったと主張。その際、避妊を求めたにもかかわらず拒否され、さらに無断で行為を撮影されていたと訴えている。女性は録画されていたスマートフォンを発見し、映像を削除した上で地元警察に提出した。

 アレン側は一貫して無罪を主張しており、録画の許可は得ていたと反論。2023年7月には逆提訴を行ったが、翌月に却下された。今回の敗訴は、アレンが新たな弁護士を確保できず、調停の直前キャンセルなど裁判手続きに非協力的だったことが影響したとされる。

 原告側弁護士は「アレン氏が訴訟に参加しなかったことを踏まえ、判決に満足している」と述べ、今後は損害賠償の立証に注力する方針を明らかにした。一方、アレンの新たな代理人は「判決は手続き上のものであり、事実認定に基づくものではない」として、判決の取り消しを求める意向を示している。

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