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来春卒業の大学生9割以上がリモート&出社の企業を希望「働き方の自由度が高いと考えられ志望度が上がる」

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
画像はイメージ(stnazkul/stock.adobe.com)
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 コロナ禍を機にリモート会議やオンライン商談は一気に普及した。「フルリモート」や「居住地自由」など出社しない働き方を取り入れる企業も増加したが、コロナ禍が収束すると、一転して「リアル」の価値が見直され、オフィス回帰の動きも増えている。株式会社学情はこのほど、来春卒業の大学生289人を対象に、出社とリモートの「勤務形態」についてアンケートを実施、結果を公表した。

 出社の機会がある企業の志望度について尋ねたところ、「志望度が上がる」は13.1%にとどまったものの、「どちらかと言えば志望度が上がる」は41.5%に上り、合わせると計54.6%で過半数を占めた。「出社することで社内の雰囲気や社の現状を意識できる」「キャリアを形成する上で人との関わりが大事だと思う」「チームとのコミュニケーションや会社の雰囲気を直接感じられることは大切」といった声が挙がった。

 出社とリモートの勤務形態を組み合わせて働ける企業については、「志望度が上がる」と回答した学生が55.4%と過半数に。「どちらかと言えば(35.6%)」を合わせると91.0%となり、大多数の学生が出社とリモートを組み合わせた働き方を望んでいることが分かった。「ハイブリッドな働き方で仕事とプライベートのバランスを取りやすくなる」「出社で直接コミュニケーションをとれる安心感がありつつ、リモート勤務で通勤の負担を軽減できる」「どちらにも良い点、悪い点はあるため、どちらか一方より、働き方を選択できれば良い」「働き方の自由度が高いと考えられ志望度が上がる」「ずっと出社でも疲れてしまうこともあると思うため、適度に選択できるとよい」などの意見があった。

 週5日勤務の場合のリモート希望日数では、半数近い45.7%が「2日」を選択。次いで「1日(24.9%)」「3日(23.5%)」。「それぞれ半分くらいが働きやすい」「リモートの日数があまり多くても仕事に集中できないと感じる。2日ぐらいがちょうどいい」といった声が寄せられた。

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