参政党の神谷宗幣代表(47)が17日、大阪市内で、参院選大阪選挙区(改選数4)に立候補している新人の宮出千慧氏(40)の応援演説に臨んだ。
神谷氏は、19人が立候補する大激戦の大阪選挙区の情勢について「今、トップグループにいます。ここまでポジションを上げられるとは思っていませんでした。F1レースで言えば、予選のころは最下位くらい。それが徐々に本戦に入って、雨の降る中でもハンドルを離さずに、きちんとここまでレースを続けて、もうあと3周でゴールというところ」とF1に例え、宮出氏がトップグループにいるとした。
「最低でも、表彰台4番手。でもできれば、表彰台のトップに乗せたい。きょうは宮出さんを表彰台のトップに乗せるために来ました」と声を張り上げた。日本維新の会が進めてきた統合型リゾート施設(IR)誘致などを批判し「民泊ビザとか大丈夫ですか。外国人が来るんだったら、大阪の人に儲けさせてくださいよ。なんで外国人が儲けるんですか。日本人にお金が落ちるようにしましょう」と強調。「その仕組みをつくれなかった維新には問題がある。今回4議席あるでしょう。維新2議席いらない。1個は参政党に譲ってください」と訴えた。
神谷代表は、演説後のぶら下がり会見で「トップグループに今、入れていると思っている。どんぐりの背比べですから、あと3日間でいかにでも変わる。頭一個抜けられるようにしたい。大阪で勝ちたいです」と語気を強めた。