国民民主党の玉木雄一郎代表(56)が15日、自身のX(旧ツイッター)を更新。この日午前、都内で参院選(20日投開票)東京選挙区(改選数6+欠員補充1)に同党から立候補している元NHKアナウンサーの牛田茉友氏(40)の応援演説をする予定だったが、渋滞に巻き込まれ到着できず、急きょ車内からリモートで“スマホ演説”を行った。
玉木氏は、Xで「【お詫びとお知らせ】」として「11時から新宿東南口で街頭演説を予定していましたが、直前で大渋滞に陥り、全く車が進みません。遅れていることを詫び申し上げます」と投稿。その後、車内からの動画で「大渋滞で、新宿御苑の近くにいるんですが、トンネルの中でかれこれ動かずに捕まっておりまして…。牛田茉友さんと街頭演説をする予定だったのですが、間に合わなかったので、さっきスピーカーホンで音声だけで集まっていただいた方に、改めて牛田茉友の応援をさせていただきました」などと報告した。
牛田氏はXで「本日11時から玉木代表街頭演説(新宿駅東南口)は、事故渋滞により代表は現場に来ることが叶いませんでした。お集まりいただいた皆さま、お詫び申し上げます」と陳謝。その上で「玉木代表が『どうしても電話でいいから声を届けたいんだ』と仰るので、まさかのそのままスピーカーホンで急遽『電話街宣』をしました」と経緯を説明した。
動画では、陣営スタッフとみられる人物がスマホにマイクをあてる様子も公開。玉木氏の異例の“スマホ演説”を聴衆に伝えた。玉木氏は「引き続きトンネルの中におりますので、残念ながら到着することが難しい状況になっておりますけれども、恐縮ですけれども…どうか牛田茉友を最終最後まで、どうかよろしくお願い申し上げます」とスマホ越しに訴えていた。