無性に恋しくなる子供の頃に食べた母の味…今思うと贅沢だった朝食 作者に聞く【漫画】

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子どもの頃に何気なく食べていた料理が大人になってからふと恋しくなる、そんな経験を持つ人は少なくないだろう。Instagramで日常や育児の漫画を投稿している漫画家・すやすや子さんが綴った『朝ごはん』の投稿が、多くの共感を集めている。

それはすやすや子さんが子どもの頃の話。朝の食卓には、母親が用意してくれた出汁のきいた味噌汁やお漬物、焼き魚、そして前夜のおかずの残り物である卵焼きなど、和食の定番が並んでいたという。しかし当時のすやすや子さんは、コーンフレークなどの洋風の朝食に強い憧れを抱いていた。

すやすや子さんは母親に「コーンフレークを朝ごはんに食べたい」とねだったが、「食べるならおやつで」と言われ、希望は叶わなかった。子供ながらに「大人になったら、毎日コーンフレークを食べよう」と心に決めたことを覚えているそうだ。

時が流れ大人になった今、すやすや子さんがふと無性に恋しくなるのは、かつて“普通”と思っていたあの和風の朝ごはん。出汁から丁寧にとられた味噌汁や焼き魚といった献立は、いざ自分で用意するとなると手間がかかり、簡単に真似できるものではない。「朝の和食」は、実はとても贅沢で愛情のこもったものだったと気づかされる瞬間であった。

母親のありがたみを感じる同作について、作者のすやすや子さんに話を聞いた。

ー同作には多くの共感の声が寄せられていますが、お母さまには同作を見せましたか?

母は、私が漫画を描いていることは知っているのですが、この話自体はまだ伝えていません。

ー昔自分が食べていた朝ごはんを再現したことはありますか?

 実家では、夏になると特別にバナナジュースが出てくる日がありました。それを思い出して暑い日の朝に自分でも作ってみたり、鍋をした翌朝には雑炊にするなどしています。再現というよりは“真似”をして楽しんでいるといった感じです。

ー他に思い出の料理や味はありますか?

母は鶏肉が苦手でまったく食べないのですが、それでも家族のためによく作ってくれたチキン南蛮は、特に思い出深い料理です。

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