物価上昇と将来不安…今すぐやるべき⁉見直したい家計の項目TOP3

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※画像はイメージです(健二 中村/stock.adobe.com)
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 生活者と社会の生活満足度向上に資する研究・発信を行うくふう生活者総合研究所がこのほど、生活者6163人を対象に「家計の見直し・節約」に関する調査を実施、結果を公表した。

 直近1年の家計や生活状況の変化について、「どちらかというと」を含めると61.5%が「悪くなっている」と回答。将来のお金の備えも「とても」と「やや」を合わせた89.4%が「不安である」と答えた。

 家計の見直しについても、「とても」と「やや」を合わせた89.0%が必要性を「感じる」とし、理由として「物価の上昇が続いている(89.3%)」「老後資金が不安(55.3%)」などが挙がった。

 見直したい家計の項目を見ると、米や野菜など食料品の価格高騰が影響を与えている「食費」が72.8%で断トツ。「日用品費(42.9%)」「水道光熱費(42.1%)」「通信費(36.9%)」と続き、毎日の生活に欠かせない項目を見直したい人が多い結果となった。

 家計の見直しの必要性を感じつつも、「何から始めたらよいかわからない(38.3%)」、「面倒くさい・後回しにしてしまう(38.0%)」など、取りかかる段階でのハードルの高さを感じている人は多く、「今以上に切り詰める余裕がない」という切実な声も30.2%に上った。

 今後取り組みたい事柄では、「家計簿をつける(29.1%)」が最多。「投資(24.9%)」や「副業・複業(24.8%)」など、資産を殖やす・収入を増やすことへの関心の高さも明らかになった。

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