「白髪が増えた」「体が小さく…」帰省した8割が親の老いを実感。老後に一番心配なこととは?

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画像はイメージです(kazoka303030/stock.adobe.com)
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 大手水産・食品会社のニッスイが、60~70代の別居する親がいる全国の男女500人を対象に「親の健康と自身の健康意識に関する調査」を実施。年末年始の帰省時に親と会った大多数が親の「老い」を感じ、健康状態や老後に不安を抱えていることが明らかとなった。

 「とても感じる(28.2%)」「感じる(54.4%)」を合わると8割以上が親の老いを感じていると回答。ネガティブな変化として「白髪が増えた」「体が小さくなった」といった見た目の変化や、行動面では「動作や歩くのが遅くなった」「物忘れが多くなった」などの声が多く挙がった。

 親の健康状態で今後心配なことは「筋力・体力の低下」が49.0%で最も多く、「物忘れ・認知機能の低下(45.4%)」「免疫力の低下(34.4%)」と続いた。「運動不足(27.2%)」「フレイル(9.6%)」といった回答もあり、「心配なことは特にない」と答えたのは13.8%だった。

 親の老後生活全般でも「認知症(54.2%)」「病気や怪我(53.3%)」「介護(44.6%)」など健康面に関する不安が上位を占め、「親の経済状況(24.9%)」「自分の経済的負担(23.2%)」といった金銭的な事柄を上回った。

 一方で、56.7%が老後の不安について親と話し合ったことがないと回答。親はまだ元気だと油断していたり、話す必要はあると思っていても話し合えていない人が多数であることが分かった。

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