モフモフの癒しは効果抜群!老人ホームの「アルパカセラピー」が話題 不安和らげる効用あり アイルランド

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 モフモフの癒し―。高齢者介護施設を自由に歩き回るアルパカたちがアイルランドで話題になっている。利用者にセラピー治療を提供するのが“彼ら”の仕事だ。

 所有者は農家のジョー・フェランさんで、別名「アルパカ・ジョー」と呼ばれている。「アルパカとふれあい、大きな茶色い瞳を見ると、非常にリラックスできるんです。ハミングのような鳴き声が聞こえることも 彼らは非常におとなしい」と話す。アニマルセラピーのため、介護施設や学校に動物たちを連れてきているという。

 10年前、脱サラして農業を始めたという。7頭のアルパカを放牧するため、フェランさんは自宅を売却して農場を購入。その後、アルパカには高齢者らの不安を和らげる効果があると気づいたという。

 農場は現在、11人の従業員とともに71頭のアルパカを飼育するまでに拡大している。ただ、すべてのアルパカがセラピーをできるとは限らないとか。「セラピーに適した男の子、女の子がいる。だが、そうでない子も。内向的な性格の子も、ドラマクイーンのような子もいる」と説明した。

オークフィールド老人ホームのアクティビティ担当者は「利用者の笑顔を見るだけで十分。農場で育った人々、農家だった人々に多くの思い出を呼び起こしただろう。そして、特に編み物をする女性たちには、ウールの手触りも刺激になったと思う」と“アルパカ効果”を証言した。

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