国民民主党の榛葉賀津也幹事長(57)が28日、国会内での定例会見で、同党が立憲民主党、支持母体の1つである連合(日本労働組合総連合会)と基本政策で合意する調整に入ったとの一部報道を受け「我々は此の内、変わらないから。今までと全く変わりません。ネット上の多くの皆さん、安心してください。国民民主党は変わりませんから」と呼びかける場面があった。
記者から「報道では、憲法とかエネルギー問題に関して、かなり玉虫色だという書かれ方をしている。そういう中で、SNSなんかで、支持者たちがかなり不安の声とかを出している」と質問された榛葉氏。「ちょっと誤解をされているのは、立憲さんとうち(国民民主)が何か合意してまとめるのではなくて、連合方針…連合さんが訴えている政策をともに共有するものがたくさんありますから、それを確認するということ」と説明した。
続けて「ですから、何か新しいものを作って距離が縮むとか接着剤になるとか、そういう類いのものではないし、その先に選挙協力があるなんてことは当然ない」と、両党間で選挙協力が進む可能性を否定した。
会見の最後でも、改めて「連合との政策を共有するということですから。連合さんの政策に、我々も寄り添うと。大切な連合さんの政策、それの実現のために我々も頑張るということを確認するということです」と強調した。