コリー・フェルドマン(53)が、ジョニー・デップ主演の映画『ギルバート・グレイプ』に関する苦い思い出を明かした。1993年公開の同作でジョニー演じるギルバート・グレイプの知的障害を持つ弟アーニー・グレイプを演じる予定だったコリー、結局レオナルド・ディカプリオに譲ることとなり、未だに苦い思い出がよみがえるため同作を見ることができないそうだ。
ビリー・コーガンのポッドキャスト『マグニフィセント・アザーズ』に登場したコリーは「僕がレオナルド・ディカプリオの役を演じることになっていたんだ」「まだ苦い気持ちになるからあの映画は決して見ないよ。でもそうだね、あの役は元々僕がキャスティングされていたんだ」と語った。
同作から追い出されたのかと聞かれると「僕のことが好きじゃないと囁いたみたいでさ。『彼はジャンキーだし、ジャンキーとは仕事をしない』って」「この話をするのは初だから、僕はきっとつるし上げられるだろう」と続けた。
当時ドラッグはやっていなかったというコリー、人生が好転した時期だったという。「僕はシラフだった。断酒してリハビリを出たばかりでね。そして実際皆も知っているように、当時(ジョニーは)リバー・フェニックスを助けようとしていた」「もし僕が追い出されずにあの役をやっていたらこの先どうなったのかはわからない」「しがみつかず乗り越えないとね」
その2年後には、『タイタニック』のジャック・ドーソン役をかけてディカプリオとまた争い譲ることとなったコリー、同作にはわだかまりはないそうで、他にも『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のサムワイズ・ギャムジー役を『グーニーズ』の共演者ショーン・アスティンと争ったことを告白、自身は体重を増やすことはできず、ショーンの変身ぶりに称賛を送っていた。