マリアンヌ・フェイスフルの遺作EPがリリースされる。4曲入りEP『バーニング・ムーンライト』 は、2月に発表される予定だったが、マリアンヌが1月30日に78歳で亡くなったため、延期となっていた。
マリアンヌの息子ニコラス・ダンバーは、こう語っている。「マリアンヌを失ったことを悲しむとともに、彼女が亡くなる前の1年間に制作したこれらの曲のリリースを発表できることを嬉しく思います」「マリアンヌは音楽を創り、演奏するために生きていました。それが彼女を動かした力であり、止まることはありませんでした。彼女は最後まで、彼女の素晴らしい芸術家としてのキャリアを完成させ、祝福するこの作品のリリースを心待ちにしていました」
同EPは2面に分かれており、前半はポップ・サウンドとなっている一方で、後半はマリアンヌのルーツであるフォークへのオマージュとなっている。
タイトルトラックが現在ストリーミング配信されている『バーニング・ムーンライト』は、4月12日のレコード・ストア・デイに限定アナログ盤が発売され、その後6月6日にストリーミング配信される。