ハートのアン・ウィルソン(74)が、ツアーの5日前の転倒事故により、車いす姿でステージに立った。がん治療のため昨年夏に予定されていたハートのコンサートを延期していたアンは、治療が完了したことでツアーを開始していた。
ポッドキャスト番組『アフター・ディナー・シンクス・ウィズ・アン・ウィルソン』でアンは、「みんながんのせいで私が車いすなんだと思ったと思う」「でも私がドジで階段を踏み外し、駐車場に転がってひじを3か所痛めたってことなの」「ステージで歌うのに、スリングを外すにはまだ痛すぎるから座ることにしたの。そうしたら歌に集中できるから」と説明した。
ハートは先月28日にラスベガスで「ロイヤル・フラッシュ」ツアーをスタート、8月まで北米を回る予定だ。