斎藤元彦兵庫県知事(47)の告発文書問題をめぐり、政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首(57)に連絡を取ったことを認めた維新の白井孝明(たかひろ)兵庫県議(41)が6日までに、自身のX(旧ツイッター)を更新。所属する日本維新の会の県組織・兵庫維新の会へ離党届を提出したことを報告した。
白井氏は5日の兵庫県議会本会議で行われた百条委員会の調査報告書の採決で、兵庫維新の会から離党勧告を受けた増山誠県議(46)とともに反対した。
Xに、兵庫維新の会にあてた離党届の画像を添付した白井氏は「百条委員会の委員の皆様におかれましては多大なる労力と時間を真相究明に捧げられ、真摯な議論が行われてきたことに対し心からの敬意と感謝申し上げます。しかしながら県民目線の審査であったのかという部分で問われた時に『はい』と言えない思いございました。その為百条委員会の採決に反対致しました。やはりおかしいと思ったことがおかしいと言える政治を行ってまいります。これからも兵庫の未来のために尽力して参ります(原文ママ)」と思いをつづった。
白井氏は「私自身の信念や今後の道を見つめ直す中で苦渋の決断を経て、維新を離党することを決意致しました」と理由を語った。