「アーシング」って知ってる?都会の経営者が実感するストレス解消 意外な効果も

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SNSなどを見ていると、ストレス解消方法として「アーシング」という言葉を耳にしたことがある人は少なくないだろう。その名の通り、地球(Earth)とつながる(ing)という意味で、裸足で土や芝生、砂浜などの自然に触れる行為を指す。

都会で働く人を中心にアーシングへの注目が高まっている。そこで、経営者から農家に転身し、土に触れる良さを伝えているAさんの体験をもとに、アーシングについてレポートする。

Aさんは会社を経営していた頃、業績は右肩上がりであったものの日々不安に悩まされ、眠れない日々を過ごしていた。いつしか表情からも笑みが消え、気力の出ない日々を過ごしていたそうだ。

そんなある日、Aさんは実家を訪問する。Aさんの実家は兼業農家を営んでおり、久々にAさんも農作業を手伝うことになった。全身泥まみれになりながら、土や野菜などに触れたAさんは、いつも感じていた不安が消えていくのを感じたそうだ。農作業の疲労感もあり、その日は久々にぐっすりと眠れたと後に語っている。

農作業で不安が消え、ぐっすりと眠れたAさんは定期的に実家に帰り農作業の手伝いをするようになった。最終的には自分の会社を部下に譲り、今では本格的に農業に携わっている。作物を育てながら、農作業を通じた教育活動にも取り組みだした。

Aさんの元には多くの人が農作業体験にやってきている。その多くが、長い間土に触れた事のない人ばかりだ。Aさんのところで農業体験をした人たちは、ほぼ確実にその日の夜、ぐっすりと眠れたと声をあげているそうだ。

Aさんのほかにもアーシング体験者からの喜びの声を耳にする。「山や森を素足で歩いたり、芝生で寝転んだりすると得も言われぬ安心感に包まれる」と語る人もいた。都会で生きていると決して味わえない感覚だろう。

アーシングの原理は、私たちの体に帯電した静電気を地球に放電することにあると言われている。現代社会では、電磁波やストレスなど、様々な要因で体内に静電気が溜まりやすい。この静電気が、炎症や慢性的な痛み、睡眠障害などを引き起こす原因の1つと考えられているからだ。

あなたが最後に土に触れたのはいつだろうか。 裸足で泥にまみれていた頃のあなたは、どんな子どもだっただろうか。自然に触れていた頃を思い出して、アーシングにチャレンジしてみるといいだろう。

公園の芝生や土の上で、ほんの少しの時間、裸足になって大地を感じてみよう。きっと、いつもとは違う感覚を覚えるはずだ。

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