国民・榛葉幹事長、フリー記者にタジタジ「玉木さんの評判はすごい悪い!」剛速球質問に「言っときます」

杉田 康人 杉田 康人
国民民主党の榛葉賀津也幹事長
国民民主党の榛葉賀津也幹事長

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長(57)が1月31日、国会内での会見で、1月26日投開票の埼玉県川越市長選で自民・立憲民主・国民民主が推薦した候補が無所属新人の候補に敗れたことに触れたフリー記者の「玉木さんの評判はすごい悪いですよ!それについてどう思いますか」との厳しい追及に「今は役職停止中の人間なんで、後で言っときます。幹事長として」と応えた。

 川越市長選では、元裁判官の森田初恵氏(42)が初当選。玉木雄一郎代表(55、役職停止中)は、与野党相乗り候補となった元県議の山根史子氏(40)=自民、立民、国民推薦=の応援に駆けつけたが、及ばなかった。

 記者から「役職停止中の人間が自立国の推薦を取りつけた人のマイク納めに行くというのはどういうことなんですか?」と問われた榛葉氏は「地元の県連が推薦したから党の執行部ではない、いち議員の玉木が友情で行ったんですよ」と説明した。

 推薦した候補が敗れたことについては「まさに相乗りとか、そういった問題に市民の眼、国民の眼は厳しい。かつてのように護送船団であればすんなり勝てるとか、そういう時代じゃない」と敗因を分析した。

 その上で「参議院(選挙)も野党一本化すれば必ず自民党に勝てるとは限らない。やっぱり筋を通して、政策を通して訴える。いろんな選挙には、いろんなヒントが隠れてますから。負けたことは残念。市民が選んだ結果を受け止めて、党本部は反省するところは反省する。選挙のヒントを見い出したら、積極的に採用する」と、次につなげるとした。

 「今年最初の叱咤激励を、今年一年の糧として頑張ってきたいと思います」とまとめたが、記者から「結果をきちんと明らかにする。まず負けた原因というのを明らかにしなければ、大日本帝国海軍のことにもつながりますから」と追撃を受けた榛葉氏は「(他社の記者が)鳩が豆鉄砲食らったような顔してますよ」と述べ、笑わせていた。

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