mixiの後継サービス「mixi2」に注目 懐かしい…コミニティ機能で救われた日々 違いはあるのか?

夢書房 夢書房

2024年12月、日本のSNS界に新たな風が吹き込まれた。一時は日本最大のSNSとして多くのユーザーに利用されていた「mixi」の後継サービス「mixi2」が登場したのだ。突然の発表に懐かしさや驚きを感じた人も多いだろう。一方でmixiを知らない世代の人にとっては、反響の大きさを不思議に思うかもしれない。そこでmixiがどんなSNSだったのか振り返ってみよう。

そもそも2004年にサービスが開始されたmixiは、入会しているユーザーからの招待を受けて登録できるSNSだった。招待制はその後廃止されるものの、現在のmixi2でも採用されている。

登録を終えると自分のアカウントページが作成され、日記機能やコミュニティ機能が利用できた。日記機能は個人の思いや日々の出来事を気軽に発信できる場を提供した。当時のインターネットでは、個人のウェブサイトを持つにはHTML等の知識が必要だったが、mixiの日記機能はそうした技術的障壁を取り払うことに成功する。これにより、多くの人々が自身の考えや経験を発信し、それを友人や知人と共有することが可能になった。

mixiのもう一つの魅力的な機能が「コミュニティ」である。共通の興味や趣味を持つ人々を結びつける場として機能した。筆者の妻はコミュニティ機能のおかげで救われた経験がある。

当時の妻は子供のいない専業主婦で、結婚を機に住み慣れない街にやってきたこともあり、知人もなく相談相手もいなかった。周りからは「子なし専業主婦は楽だろう」と言われることもあったようで、落ち込んでいる姿を見せる時もあった。そんな時mixiのコミュニティで同じ悩みを持つ人とつながり交流することで、少し吹っ切れることができたようだ。このように、筆者の妻に限らずmixiによって気持ちが救われたり、世界が広がったりした人も少なくないだろう。

その後のmixiは、X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSが登場により注目される機会は減ったものの、実は今でもサービスは継続している。いつの間にかログインしなくなってしまったmixiに久しぶりにログインしてみたはどうだろうか。そこには、友人との交流や趣味の共有、そして時には恋愛のきっかけにもなった「あの頃と変わらないmixi」を見ることができる。

もしもmixi2の招待を受けているのなら、ぜひmixi2のアカウントも作ってみたらどうだろうか。mixi2のなかからmixiとの違いを探してみても面白いかもしれない。

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