株式会社ツムラはこのほど、20代~60代の男女3000人を対象に行った「第5回なんとなく不調に関する実態調査」を公表した。
2024年の1年間を振り返り、日常生活で心身になんとなく調子が悪いと感じることがあったかと聞いたところ、「非常によくある」(18.8%)、「時々ある」(30.9%)、「たまにある」(28.6%)と答え、合計で78.3%と、約8割が「なんとなく不調」を感じている結果になった。調査対象が20~40代男女だった2020年の第1回(69.6%)と同じく20~40代男女で比較すると、今回は80.8%と「なんとなく不調」を感じる人が11.2ポイントも増加した。
心身に「なんとなく不調」を感じる人は、男性(73.9%)より女性(82.8%)に多く、女性20代(87.0%)、30代(86.0%)、40代(86.7%)は8割を超えて高くなっている。
心身の「なんとなく不調」を経験した2349人に具体的な症状を聞くと「疲れ・だるさ」「目の疲れ」(同率52.6%)、「頭痛」(49.9%)、「肩こり」(48.6%)、「寝つきにくい・目覚めが悪い・眠りが浅い・不眠」(41.4%)が上位を占めた。
2022年、2023年調査でも、「疲れ・だるさ」「目の疲れ」「肩こり」「頭痛」「寝つきにくい・目覚めが悪い・眠りが浅い・不眠」が、「なんとなく不調」の症状の上位であり、症状に大きな変化はないが、今回は前回1位の「疲れ・だるさ」と並んで「目の疲れ」が同率1位となり、前回と比べ2.9ポイント増えている。