歌手で女優の中山美穂さんが54歳という若さで亡くなったことに、中山さんを妹のようにかわいがっていたというプロレスラーのダンプ松本が9日、TBS系「THE TIME,」で涙ながらに思い出を振り返った。
ダンプは、中山さんとはドラマ「毎度おさわがせします」で共演。そこから妹のようにかわいがってきたという。インタビューには涙を流し「写真を見てね。思い出すよね。あのときもっと遊んでおけば良かったとか、ずっと連絡取っておけば良かったと思うけど、大人になるとなかなか会えなくなっちゃうし。会いたかったな」とコメント。
ドラマ共演の時代は、ダンプは極悪女王として「いつでも暴れてるんだよね。竹刀を持って殴ったり机を倒したり」というキャラだった。「だから怖いと思うはずなのに、休憩時間になると控え室に来て『かくれんぼしよう』って言われたり。『怖くないの?』って言ったら『怖くないよ、全然怖くないよ』って…」と中山さんが慕ってくれたという。
中山さんの16歳の誕生日パーティーには、サプライズゲストとしてダンプが参加したというが「松本さんですって言って(会場に)入ったら、すごい喜んでくれて。ずっと手をつないでいた」と振り返った。
ダンプは「あの頃、外では笑顔にできないから、美穂ちゃんの前だけ、『毎度おさわがせします』の控え室だけ、普通のダンプに戻って遊べていたけれど、今だったらどこでも一緒に行けるのに…」と涙を流して早すぎる死を悼んでいた。