家庭をうまく運営していくうえで、お金の問題は重要なポイント。そのため「価値観の違い」や「お金が足りないこと」「お金に関する約束事を破ること」は、夫婦喧嘩につながりえるでしょう。「株式会社 エミリス」はこのほど、既婚男女500人(男性131人/女性369人)を対象に行った「お金に関する夫婦喧嘩についての意識調査」の結果を公表した。
「お金に関して夫婦喧嘩することがありますか」を聞いたところ、「よくある(12.8%)」「たまにある(46.8%)」を合わせると59.6%にのぼった。
お金に関する夫婦喧嘩の原因の圧倒的1位は「金銭感覚の違い(44.2%)」だった。主な理由として「お金の使い方や貯蓄に対する考え方の違いから、ストレスや不満が生まれる」(30代女性)、「お小遣いの使い道です。私からすると夫はどうでもいいことにお金をかけているように見えるので、よく考えて使ってほしいと伝えると喧嘩になります」(40代女性)「子どもの学費等は気にするくせに、自分はコンサートなどに度々行っているので、金銭感覚について問い正すことがある」(50代男性)などが挙がった。
「お金に関する夫婦喧嘩をした際に、どのようなタイミングで話し合いをするか」という問いには、「当日中(67.0%)」が7割近くを占めた。
「お金に関する夫婦喧嘩の解決法」に関しての1位は「どちらかが妥協する(39.6%)」で、「今回私が我慢したら、次回は夫が譲るなど、お互い生活の中でストレスが溜まらないようにしています」(30代女性)、「妻が強いので、私の意見は却下されることが多いです。そのため本質的な解決になっていないですね」(40代男性)、「私が妥協します。結局お金を出しているのは夫なので」(50代女性)などの声が寄せられた。
◆株式会社エミリス( https://emiris.net/ )