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維新・吉村代表 激しさ増す選挙妨害に「身の危険感じた」「程度が非常にひどい」

杉田 康人 杉田 康人
衆院選を受け会見した日本維新の会の吉村洋文代表=8日、大阪市内
衆院選を受け会見した日本維新の会の吉村洋文代表=8日、大阪市内

 日本維新の会の吉村洋文代表(50)と藤田文武共同代表(45)が、8日投開票された衆院選を受けての大阪市内での会見で、選挙期間中に激しい妨害を受けたとして「本当に許されるのかな…と。維新に限らず、僕はしてはいけないことではないんじゃないかなというふうに思ってますが、党派を問わず、しっかりと冷静な環境の下で、議論すべきことなのではないのかなと思います」と問題提起した。

 吉村氏や維新候補者の演説中、抗議のプラカードや大声でのヤジが飛んでいた。吉村氏は「もちろん抗議する自由がありますし、反対意見を述べる自由はある。でも、実際どういうことが行われていたかというと、演説の最中にものすごく大きな声で大勢で連呼して…話を聞きたいと思っている人たちが聞こえなくなってしまうという状況が、現実に起きていました」と訴えた。

 さらに「『なぜ維新を応援するか?』というようなことを個人的に攻撃をして、怖くなって、お母さんが帰ったという話も聞いています。演説をしていて、完全に声をかぶせていて、聞いている人も、困った対応をされている方も多かった。演説を聞きに来られている方の聞く権利を侵害していると感じています。その程度が非常にひどい」と、一般の有権者も被害を受けているとした。

 吉村氏は「駅から演説する車まで少し距離がある所だったんですけど、歩いていると一人の方が突進して来られた。正直、身の危険を感じました」と振り返る。

 「選挙妨害活動をしている方が電車に乗っていて、話していた内容が『維新でワーワー言ったら、非常に回転する』というような話があったと。回転するというのはつまり、動画をアップするとそれが注目される。回転が上がると、それが収益につながるというものになっている。果たして僕は、それが許されるのかな?と思いました。僕はそれまで『選挙妨害はやめてください』と言ってたんですけど、言わないようにしました。逆にそのシーンを撮って、それが回転が上がるということになるだろうと思ったので、その後は言わないようにしました」と憤った。

 街頭演説の時間を告知できないなどの影響も出ているとして「プラカードを持って、反対の意思を表示するのはあってもいいのかなと思うんですけど、そこで同じような声をバーッと一緒に出して、聞こえない、あるいは来ている人が恐怖を感じるようなことになってしまうということは本当にいいのかなと思う。意見を表示する自由はあると思うんですけど、ここはちょっと考える必要がある」と主張した。

 吉村氏は「政治的主張というのは、本当に自由であるべきだと思うんですけれども、例えばその反対意見の政治的主張をしている政党、そこを強く応援するというのが筋なんじゃないのか。あるいは、自らが出馬されたりするのが筋なんじゃないのか」と苦言を呈した。

 藤田氏は、維新のみならず他党も同様の被害に遭っているとして「国会でも少し議論がこれまでもありまして、新法になるかどうかどういう形になるかわかりませんが、何か施策を考えた方がいいんじゃないかという議論もありますので、知恵を絞りたいと思います」と述べた。

 自身も妨害行為を受けたとする藤田氏は「自分たちの身の危険のみならず(妨害者が)聴衆の方とちょっとトラブっている場面が何度かありました。そりゃそうですよね…一般の方が近距離でつばを飛ばされて、どやされたら、それはトラブルになりますよ。普通の一般社会で生活している中では、体験し得ないことだと思います。良くする方法を考えないと、民主主義としては、言論で、政治的主張で戦っていくというものが破壊されかねない。私は、厳しく対応できる方策を考えるべきだと思います」と語った。

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