オアシスの歌手ノエル・ギャラガーは、近所に住んでいたジェイムス・ブラントが嫌でイビサ島の家を売却したことを明かした。スペインのイビサ島に不動産を所有していたが、自分の家の近くでジェイムスが「酷い曲」を作っているのが耐えられなかったという。
ポッドキャスト『ハウ・トゥ・フェイル・ウィズ・エリザベス・デイ』に出演したジェイムスは「先日ノエル・ギャラガーにばったり出くわしてね。イビサを離れて家を売るんだって言っていた。その理由は道路を挟んで僕が酷い曲を書いているのに耐えられないからだって」と明かし、さらに「彼が去って、住宅の価格は上昇したんだけどね」と冗談めかしていた。
一方でノエルが自分を嫌っている理由がジェイムスは理解できないという。「面と向かってだと本当に優しいんだ。誰もがお互いに対して優しいと僕は思っている」「マイクの勇気とジャーナリストの存在でちょっと目立とうと違う事をするんだろうね」
一方ノエルは以前、タイムアウト・ドバイ誌のインタビューで家を売却した理由はジェイムスだと認めていた。ジェイムスのせいで引っ越したのかと聞かれ「そうだ」と答えたノエル、怒らせるようなことを向こうがしたのかと聞かれ、「そんなことはない。奴はそこに越してきた。それが俺には無理だった」と話していた。
今回、ジェイムスはノエルの他にも自分に辛く当たってきたロックスターとして、ポール・ウェラーの名前を挙げていた。「ジェイムスと仕事をするくらいなら、自分の大便を食べた方がまし」というポールの発言に関して、ジェイムスはこう振り返っている。「どこで彼がそんなことを言ったのか僕は知らない。奇妙なことに、僕はポールと仕事をしたいなんて頼んだことはないんだ。なのに何で彼はこんな発言をしたんだろう」
また、ジェイムスはBBCの番組でデーモン・アルバーンから一緒に写真を撮るのを拒否されたことも明かしていた。デーモンの写真撮影が終わるまで楽屋に閉じ込められたというジェイムス、デーモンが去った後、「出てきていい」と言われ、2度目の写真撮影となったそうだ。