俳優マシュー・マコノヒー(55)は、「ハリウッドのロマコメ野郎」と呼ばれるのに飽きて、テキサスに引っ越したことを明かした。『ウェディング・プランナー』『10日間で男を上手にフル方法』など数々のロマコメ映画で人気を博したマシューは、キャリアを別の方向に進めたかったという。
ポッドキャスト『グッド・トラブル』でマシューは話した。「僕はロマコメ野郎で、それが自分の持ち場だった。そのレーンを気に入ってもいた、支払いも良かったしうまくいっていた。けどそのレーンで僕は強すぎて、それ以外の自分がやりたかったドラマとかは全部、『ノー、ノー。マコノヒー。君はここに残るんだ。居続けるんだ』ってハリウッドから言われてさ」
マシューはロマコメから降りる決断をし、自分が生まれ育ったテキサスで適切な役が巡って来るのを待つ日々に満足しているという。「やりたいことができなかったから、やっていたことを止めた。テキサスの牧場に移り住んで、妻には『やりたい役のオファーが来ない限り仕事には戻らない』と誓ったんだ」
一方、キャリア初期には「イエスを言い過ぎた」と振り返った。「僕らは誰もが周りを見渡しながら、イエスの負債を抱え込み過ぎている。『やれやれ、イエスの言い過ぎで人生が酷いぜ』ってなるんだ」