俳優の前山剛久(33)が9日、YouTubeチャンネルとTikTokアカウントを開設。約3年ぶりに復帰予定だった舞台「ある日の通り雨と共に」が上演中止になったことについて、謝罪の動画を投稿した。
前山は2021年に亡くなった神田沙也加さんと交際していたことを、当時所属していた事務所を通じて公表。翌22年には心身の不調などを理由に出演予定だった舞台などを辞退し、同年6月に事務所を退所して芸能活動を休止していた。
24年2月にインスタグラムを開設し、「これから自分のやりたい事をやっていけたらと思います」と活動の再開を示唆。9月8日に約3年ぶりの復帰舞台となる「ある日の通り雨と共に」への出演を報告し、話題となった。ただ9月13日には出演予定だった女優2人が出演辞退を発表するなど波紋が広がり、20日に「諸般の事情により公演を安全に上演することが難しくなったと判断せざるを得なくなったため」という理由で上演中止が決まっていた。
一連の流れを受け、前山は9日に「今回の騒動に関して謝罪させて下さい」と題した動画を投稿。黒のスーツ姿で登場した前山は「舞台の一件で皆様にご迷惑をおかけしてしまったこと、深くおわび申し上げます」と頭を下げた。また舞台の中止を受けて「この一件も過去の一件も、全て自分の責任です。だからこそ、全て諦めて、全て終わりにして、楽になってしまった方が良いのかなとも考えました」と、精神面で深く傷ついたことを告白した。
これらの状況を踏まえて「けれど、生きて頑張りたいなとも思いました。なので、どうせ生きるなら、自分の望むことをしようと思いました」とし、「こうしてYouTubeを撮っているのも、お芝居を続けたいという一心のもとです」と決意を示した。「改めましてこれからYouTubeならびにSNSにて、お芝居の動画をあげていけたらと思っております」とし、「皆さま改めまして、本当に申し訳ありませんでした。これから精いっぱい頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」と、今後について語った。
9日に投稿された動画は10日17時の時点で再生数は約67000回。2400件近くのコメントが反映され、誹謗(ひぼう)中傷のようなコメントも多く見られた。