歴代のアクエリアスの缶をコレクションした投稿がSNSで話題になっている。画像には、衣装ケースにギッシリ入れられたアクエリアスの空き缶。
1983年にコカ・コーラより発売されたアクエリアスは、スポーツドリンクには珍しくマスカットとレモンの2種類の味が選べるのが特徴で、缶の種類も豊富。パッケージを見ただけで、当時の厳しい部活の練習、受験勉強や風邪で寝込んでいた記憶が蘇る人も多いのでは。投稿した「DIGGIN'」さんに、話を聞いた。
――なぜアクエリアス缶のコレクションを?
「DIGGIN'」:元々、自分が青春時代の90年代のグッズなどを集めるようになって、そこから当時の時代背景が分かるものを収集する様になりました。良くも悪くも無駄にカラフルでちょっとダサい感じのデザインやコピーに惹かれて、90年代の食品パッケージやお菓子、空き缶などを集める様になりました。アクエリアスの缶はその一部ですね。
――収集方法は?
「DIGGIN'」:古物市場や蚤の市、ネットオークションなどでも探しています。同業者の方にコレクターだった方の処分を紹介してもらうこともあります。
――お気に入りの缶は?
「DIGGIN'」:90年代のアクエリアス缶は どれもお気に入りですね。 ロングセラーでパッケージを変えながら今も続いている日本産のドリンクって意外と少ないので、気に入っています。
――思い出のある缶はありますか?
「DIGGIN'」:アクエリアスネオとかイオシスが出た時は衝撃受けましたね。こんなバリエーションの増やし方あるのか!と思いました!
――アクエリアス缶の良さとは、一体どこなんでしょうか。
「DIGGIN'」:今も変わらずあり続けている事、 時代の背景を常に写すデザイン、コピー、CMだったりしたので、どの年代の方もその時代を 想い出せるところではないかなと思います。
――今後の夢は?
「DIGGIN'」:アクエリアスに限らずですが、 90年代の空き缶をギャラリーなどを借りて展示したいですね!
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部活中は水を飲むな、と言われた昭和のルールを塗り替える一役を買ったのが、アクエリアスやポカリスエットなどのスポーツドリンクではないでしょうか。夏の運動場、カラカラに乾いた喉に冷たいスポーツドリンクを流し込んだ時の美味しさと共に、甘酸っぱい思い出も引き出される魅力的なコレクションだった。
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