ジブラルタ生命はこのほど、20~69歳の教員2000人(男性:1320人、女性:680人)を対象に「教員の意識に関する調査2024」を実施。集計結果をもとに、児童・生徒から言われて「最も嬉しかった言葉」「最もヘコんだ言葉」のランキングを公開した。
まず「最も嬉しかった言葉」では「ありがとう」(556人)がダントツ。次いで、2位「先生が担任・担当でよかった」(148人)、3位「授業が分かりやすかった」(84人)、4位「授業が楽しかった」(73人)、5位「先生のおかげです」(65人)となった。男女別にみても、1・2位の並びは変わらず。続く3位は男性が「授業が分かりやすかった」、女性が「好き・大好き」だった。
また、1位「ありがとう」の言葉をもらったときの状況では「卒業式で卒業生からサプライズで」「部活動の大会で優勝したとき」「卒業式の最後の学活で」「児童の困りごとを解決したとき」などのシチュエーションが挙がった。
一方、「最もヘコんだ言葉」では「説明が分かりにくい・分からない」(98人)が1位に。次いで、2位「面白くない・つまらない」(59人)、3位「嫌い」(54人)、4位「先生は分かっていない・分からない」(45人)、5位「他の先生のほうがよかった」(43人)となった。男女別にみても、「説明が分かりにくい・分からない」がともに1位を獲得。2・3位の並びは男性が「面白くない・つまらない」「嫌い」に対して、女性は「嫌い」「面白くない・つまらない」だった。
また、1位「説明が分かりにくい・分からない」の言葉を言われた状況では「うまく解説ができなかったとき」「難しい問題のやり方を説明したとき」「教員1年目で授業がうまくいかなかったとき」といった回答があった。
なお、同調査の対象となった教員の勤務先は小学校、中学校、高等学校、特別支援学校。期間は5月23日~6月10日に実施された。(ジブラルタ生命 調べ)