ジブラルタ生命保険株式会社はこのほど、20~69歳の教員2000人(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校。男女各1000人)を対象に、「教員の意識に関する調査2023」をインターネット調査で実施。大人になって役立つことが分かった教科、生徒に薦めたい漫画、同僚になってほしい芸能人のアンケート結果が発表された。
まず、子どもの頃は分からなかったが大人になって役立つことが分かった教科では、「算数・数学」(366人)が1位に輝いた。役立った場面を聞くと「品物を買うとき、どちらが得か調べる(単位量あたりの大きさ)」「割引などの計算に役立つ(百分率)」といった意見や、「テストの配点を考えるとき(連立方程式)」という教員ならではの回答もあった。
「算数・数学」は、子どもの頃に好きだった教科、嫌いだった教科でも1位になっており、三冠を達成。人によって好き嫌いはあれど、大人になって実生活で役立つと実感する場面が多いという結果になった。2位は「社会」で335人、3位は「国語」で182人、4位は「家庭科」で173人、5位は「理科」で152人と続いた。
続いて、児童・生徒に薦めたい漫画を聞いたところ、1位は人気バスケットボール漫画「SLAM DUNK」(189人)となった。昨年末には映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開され大ヒット。推薦した教員からは「諦めず努力することの大切さを伝えたい」などの回答が寄せられた。2位は「ONE PIECE」で109人、3位は「ドラえもん」「はだしのゲン」が54人で並び、5位は「鬼滅の刃」で47人という結果になった。
これを年代別にみると、20代では、1位「ONE PIECE」(19人)、2位「名探偵コナン」(8人)、3位「SLAM DUNK」(7人)という結果に。しかし、30、40、50代では「SLAM DUNK」が1位を独占(順に81、66、28人)。「ONE PIECE」も30、40代では2位につけたが、票数は順に42、28人とおよそ2倍の差があり、「SLAM DUNK」の圧倒的な人気が明らかになった。また、60代では「はだしのゲン」(18人)が最も支持を集めた。
最後に、教員として同僚になってもらいたい芸能人を調査。トップ3は前年調査と変わらず、1位は俳優の大泉洋(66人)となり、2位は女優・天海祐希(61人)、3位は俳優・武田鉄矢(39人)となった。男女別にみると、大泉は男性回答でも1位(35人)に。女性回答でも2位(31人)に食い込んだが、1位は55人の支持を集めた天海祐希となった。(ジブラルタ生命調べ)
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