人気ロックバンドのザ・キラーズが10日、ユーロ2024のイングランド戦を観戦するため、ロンドン公演を一時中止した。アメリカ出身の同バンドだが、10曲を終えたところで観客が試合を見られるようにと一時中止、そのすぐ後、後半終了直前にイングランドのオリー・ワトキンスがゴールを決めて、2対1でオランダを下し、決勝進出が決定した。
ザ・キラーズはその後、大ヒット曲『ミスター・ブライトサイド』でパフォーマンスを再開した。当日、ドラムのロニー・ヴァヌッチはイングランドのユニフォーム姿で演奏しており、バンドのオフィシャルインスタグラムでは、「今夜はイングランドのためにプレイした」と綴られている。
フロントマンのブランドン・フラワーズの浮気経験がテーマとなった『ミスター・ブライトサイド』は、2004年のリリースにも関わらず、いまだに全英チャートのトップ100入りを果たしているほどイギリスで大人気を誇るアンセムとなっている。