東京都知事選挙(20日告示、7月7日投開票)に出馬した広島県安芸高田前市長の石丸伸二氏(41)が20日、東京・市ケ谷の選挙事務所前で第一声となる街頭演説を行った。
演説前には有権者や記者と生討論を交わし、記念撮影をした石丸氏。予定時間を迎えると後援会長のドトールコーヒー創業者・鳥羽博道氏や、選挙事務所を構えるTKP・河野貴輝社長のあいさつの後、選挙カーに乗り込んで「遂にこの日が来ました。この度東京知事選に立候補した石丸伸二です。よろしくお願いします」とあいさつした。「みんなで時代を動かせるチャンスが来ている。よりよい政治、よりよい東京、よりよい日本のために、まずは私たちが動いていきます」と力説した。
次の場所へ出発の際には、特徴的な紫と白が映える選挙カーが人気アニメ「エヴァンゲリオン」に登場する人造人間に似ていることから「この街宣車(選挙カー)は、巷(ちまた)では『初号機』と言われております」とジョークを飛ばし、観衆は爆笑。作品の主人公の名前が自身と同じ「シンジ」であることも踏まえて、「これで17日間戦い抜きます。初号機パイロットの石丸伸二、出撃します」と宣言し、笑顔で出発した。