19日に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」では、元テレビ朝日の玉川徹氏が都知事選の主要立候補者にインタビューするも、現職の小池百合子氏のインタビューは実現せず「厳しいこと聞かないから会ってほしかった」などと呼びかけた。
この日は20日の告示を前に、都知事選に出馬する主要立候補者に玉川氏がインタビューした映像を放送。蓮舫氏、石丸伸二氏、田母神俊雄氏が、玉川氏の取材に答え、自身が目指す都政や、都知事になったら取り組みたいことなどを語った。
だが現職の小池氏のインタビューは行われなかった。羽鳥慎一アナは「小池さんがお忙しいということで」と、多忙のため行われなかったと説明。その後、このインタビューで聞いた政策などを中心に議論した。
話題が少子化対策について及んだ時には、若者が結婚したいと思えるように若者支援を行うのか、それとも学童の待機児童を減らすなど、少子化そのものの子育て対策を行うのかという議論に。玉川氏は「本質的に若い人が収入がなくてなんとか解消しようと思ったら(都の予算の)1・8兆円では全然足りない。それはどっちなんだと。両方できればいいが、少子化対策ならどっちなんだって、本当は小池さんに聞きたかった」と無念そう。
そして「お忙しかったらしいですけど」と敢えて「らしい」の部分に力を入れ「他の局では取材を受けられてるところもあるんで、厳しいことを聞かないから受けて欲しかった」と呼びかけていた。