BTSのジンが開催した「ハグ会」でセクハラ疑惑が浮上し、警察が立件前調査に乗り出したと18日、韓国メディアが報じた。
ジンは今月12日、韓国軍兵役義務を終えて除隊。翌13日に本人の提案により「ハグ会」が実施された。そこである女性ファンが、ジンの頰にキスをしようと試みた姿がネット上で拡散され、「セクハラではないか」と、大きな議論に。
その後、BTSのファンだという人物が「ジンにキスを試みた人物を、性的暴力処罰法違反の容疑で捜査してほしい」と、国民窓口を通して告発民願を提出。該当告発文は、ソウル松坡(ソンパ)警察署に送付され、立件前調査が行われることとなった。
警察関係者は、韓国メディアのテンアジアに「BTSジンの事件は、立件前の調査段階だ。被害者側の意思が重要であるため、現在、所属事務所のBIGHIT MUSICと接触している」と伝えたという。
警察は、被疑者の身元を特定するためには、所属事務所の協力が必要不可欠であると言及。「まずはジン氏の意見を聞いてから、検討・判断をすることになる。(警察に)来られるならば意思を聞き、厳しい場合は件についての立場を確認する必要がある」という。被害者であるジンの立ち位置が、どのようなものであるかが、主なポイントとなる見通しだ。
テンアジアによると18日の21時現在、ジンはまだ警察へ意見伝達をしていないことが確認されたという。