前澤氏、事故時は時速180キロ!フェラーリのブレーキ粉砕&作動せず 17日から「社会復帰」宣言

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
実業家の前澤友作氏
実業家の前澤友作氏

 実業家の前澤友作氏が、16日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、17日から「社会復帰」することを報告した。前澤氏は今月9日に宮城県「スポーツランドSUGO」で開催されたフェラーリのワンメイクレース「Ferrari Challenge Japan」にドライバーとして出場し、追突事故を起こして病院に救急搬送されていた。

 14日のXには明治神宮で購入したとみられる交通安全のお守りの画像を掲載。16日のXでは「SUGOサーキットでのレース中の事故から1週間が経ちました。事故後の診断結果は軽傷でしたが、念のため自宅療養しておりました。その後、新たな身体の不調などもありませんので、明日より社会復帰し通常運行したいと思います。」と伝えた。関係者らに療養でスケジュールが変更になったことを謝罪した上で「以後気をつけます」と安全への思いもつづった。

 事故の詳細な原因などは明かされていないが、レース翌日の10日のXで前澤氏は状況を説明していた。「一夜明け、オンボード映像やロガーデータなどから、昨日の事故のより詳しい状況が分かってきました。」と前置き。「SUGOバックストレッチを約250km/h(ギア7速)で走行→馬の背コーナーの約150m手前でフルブレーキング→ブレーキングとほぼ同時に右後輪のブレーキローターが大きな音をあげながら粉砕→その後ブレーキが全く作動せず→ギアをシフトダウンしエンジンブレーキで減速するも約180km/hで前車に追突→2車輌ともコーナー外側のスポンジバリアに衝突し停止(前澤の177号車は横転)」と順を追って説明した。

 続けて「なぜブレーキローターが粉砕したのか、そして仮に粉砕したとしてもその他の3輪を使ったり、なんらかの自動制御などで車を止める方法がなかったのか。フェラーリ社と原因の究明と再発防止について話しています。」と調査に協力していることも明かしていた。「なお、事故の直前にヘアピンコーナーで後続車に接触されたのは車輌左部ですので、今回の事故との直接的な関係はないかと思われます。(調査中)」と付け加え、直前の接触が原因でないことも強調した。

 なお、前澤氏は5月12日に静岡県の富士スピードウェイで行われた同レースの第2戦にも出場し、「コッパ・シェル・アマクラス」で優勝を果たす快挙を成し遂げていた。

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