『夢のチョコレート工場』の「金の券」がオークションに出品 印刷文字も残る超レアもの 落札400万円予想も

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画像はイメージです(yugashi/stock.adobe.com)
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 映画『夢のチョコレート工場』の撮影で使用された「金の券」がオークションに出品されることが分かった。ロアルド・ダールが1964年に発表した児童小説『チョコレート工場の秘密』を原作に1971年に公開された作品。「金の券」を手に入れたチャーリー、オーガスタス、バイオレット、ベルーカ、マイクの5人の子供たちが、世界的に有名なチョコレート工場に招待される姿が描かれていた。

 12日にロンドンのオークションハウス、ボナムスで開催されるオークションに出品される小道具の「金の券」の予想落札価格は1万5000ポンドから2万ポンド(約300万円から400万円)となっている。

 アイテムの説明欄によると、50年経過した今でも印刷された文字が映画通りに残っているという。このレアな「金の券」は、売り手が1970年代後半にハリウッドの映画業界で働いていた人から贈られたものだという。映画で監督を務めたメル・スチュアートは、撮影用に作られた同券を厳重に管理していたそうで、これまでオークションに出品されたものは全て元出演者が保管していたものだそうだ。

 今回出品された「金の券」がどのキャラクターのものだったかは明らかになっていないものの、ベルーカ役を演じたジュリー・ドーン・コールは2019年に1万5000ポンド(約300万円)で自身のものを売却していた。

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