「ナショナルズ-ドジャース」(24日、ワシントン)
ドジャース・大谷翔平投手が試合前に取材対応。現地の女性記者から、違法賭博問題で球団を解雇された水原一平容疑者を「失った」感情について質問を受けたが、その回答や考え方に称賛の声が集まった。
水原容疑者が解雇されて以降、大谷のクラブハウスでの存在感が大きくなっていると米記者から質問されると、「そうですね、新しい通訳が素晴らしいんじゃないですか」とウィル・アイアトン氏に視線を送り笑いを誘った。
アイアトン氏が照れくさそうにしながら訳を終え、報道陣からも笑いが起こる中、女性記者から親友を失った感情はあるかという質問が続いた。和んだ雰囲気は急変し、それまで笑っていた大谷の表情も変わったが冷静に回答。「まだ調査は続いているので、まだ全部が終わったわけではもちろんないですし。失った、それ以上にチームメート、チームもそうですけど、その件でもそうですが、支えてもらっている、サポートしてくれている人がたくさんいるので、むしろありがたいなと、そういう風に思っている、感じる面が多いかなと思います」とうなずいた。
この大谷の回答に、ネットは称賛の嵐。「ネガティブなことよりポジティブな方を見る。自分もそういう人でありたいといつも思っている」、「さすが大谷さん」、「大谷さん聖人か?」、「すご」、「世界一の人格者ですね」、「漫画以上」「人間性に涙出る」、「人間が出来すぎているよ…」、「マジで素晴らしい考えだな」、「こんなこと言える人間になりたい」などの声が上がっている。