数カ月ぶりに冷凍庫を開いたら、霜がびっしり。1年前、冷凍庫の衝撃写真がTwitter(現・X)で大反響を呼び、よろず~ニュースを含め、いくつかのメディアで紹介された。あの冷凍庫は今も元気に稼働しているのか。話題を呼んだ冷凍庫の“その後”を聞いた。
同写真は昨年4月、えふて(@efttake)さんが投稿し、話題を呼んだもの。余ったピザを冷凍保存するため、冷凍庫を開けようとしたがなかなか開かず、無理やり開けた結果、写真の通り“雪景色”が目の前に。当時、自炊の機会が減った影響で2、3カ月ほど冷凍庫を開けておらず、その間に霜が成長。霜取りには4~5時間を要し、ようやく「あるべき姿に戻った」と明かしていた。
庫内の霜付きは、扉の半開きやパッキンの劣化などで生じた隙間から外気が入り込んで冷やされることが主な原因とされる。えふてさんも原因について「扉が半開きもしくは隙間ができていたのでは」としていた。霜取り直後は「あるべき姿に戻った」としても、1年間は長い。また悲劇は起こっていないだろうか。
このほど、1年ぶりにえふてさんに取材したところ、「実は霜取り、あれからやってないんですよ」と若干心配になる一言。しかし、現在の写真を見せてもらうと、少し霜は確認できるが庫内をしっかりと見渡すことができる。明らかに「あるべき姿」を維持している。
現状「故障もなく元気に動いています」とのことで、「驚く程トラブルやアクシデントは皆無」だったという。自炊をあまりしないため使用機会が少なかったこともあるが、「扉を閉めた後に『本当にちゃんと閉まっているかな?』ともう一度開け閉めする事がとても増えました(笑)」と用心し、悲劇の再発を防いだ。
買い替える予定は特になく、むしろ「ある意味思い出深い冷凍庫になってしまったので、壊れるまではこのまま使い続けると思います」と添い遂げる予定だという。
ちなみに、1年前の投稿がバズった影響で「友人と食事に行くと『あっ、冷凍庫の人だ!』ってからかわれてましたね。あと、Xは主に趣味である格闘ゲームの情報収集などに使っているんですが、対戦会などのイベントで初対面の人に自己紹介すると『冷凍庫見ました、すごかったですね!』と返されて反応に困った事が何回かありました(笑)」と仲間内では“冷凍庫の人”と認知されてしまったようだ。