親戚が一堂に会し、ごった返しになる年末年始。家族だんらんの席で、小さな子どもたちがやんちゃに家中を走り回る姿が容易に頭に浮かぶだろう。そんな子どもたちを、ある〝一手間〟で静かにさせた母の知恵が「めちゃくちゃ参考になる」と反響を呼んでいる。
話題になっているのは胡谷陽さん(@ebisdani)が13日に自身のX(旧ツイッター)で「年始に実家に帰ったら部屋のタンスがずらされてて…」と記し、投稿された写真。タンスと同じぐらいの背丈の子どもが、少しだけ開けられた狭い隙間にピタッと納まっている。
胡谷陽さんが「なんでわざわざ隙間を開けてるの?」とその意図を問うと、お母さまは「だって子どもは放っておくと部屋中走り回るけど、いい隙間があれば勝手にそこにはまっておとなしくなる。怪我しないようによ」と回答。経験に基づいた「わな」だったようだ。
あまりにきれいなハマりっぷりに15日までに29万件ものいいねが寄せられた。反響からは「確かに狭いところ入るwww」、「賢いな。確かに押し入れの奥とか子ども時代大好きだったなw」と昔を思い出す人たちや、「めちゃくちゃ参考になります」、「こういう工夫をすれば良かったのか!早く知りたかった!」と子育ての参考にする人たちの声が多く上がった。中には「猫と同じだ…」、「犬も入りますよ」とペットと同じ習性を持つことに盛り上がる人の姿も見られた。
胡谷陽さんに話を聞いたところ、3時間実家に滞在したうちの2時間は7歳、5歳、2歳の子どもたちが順番でフィットしていたとのこと。〝母の功〟に、まんまと子どもたちがはまった形となったようだ。