志茂田景樹氏 車いす生活5年 外出控える思い「内心悲鳴」も…映画館騒動のタイミングで告白

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
映画館(画像はイメージ=uckyo/stock.adobe.com)
映画館(画像はイメージ=uckyo/stock.adobe.com)

 直木賞作家の志茂田景樹氏が17日、自身のX(旧ツイッター)に車いすユーザーとしての思いを投稿した。志茂田氏はXのプロフィール欄で「2017年、関節リウマチを発症、現在要介護4の車いすユーザー。」と自己紹介している。

 17日の投稿では「立ち上がることさえ叶わず僕が車いすユーザーになってもうすぐ5年。介助者がいても余程バリアフリーが整っているところでない限り出かけることはありません。迷惑を掛けるからです。」と外出が簡単なことではないと説明。「車いすは人混みでは邪魔になるばかりで絶対禁物。車いすを力任せに扱う人も困りもの。利用者は内心悲鳴です。」と普段からかなり周囲に気を使っていること、親切なフォローも時にはヒヤヒヤしてしまうことなどをつづった。

 車いすユーザーが映画館を利用した際に、従業員から今後は別の劇場を利用するように諭されたと15日に投稿。これをきっかけに16日には、映画館チェーン「イオンシネマ」が「不適切な対応」を謝罪した。その後もネット上では車いすユーザーの映画観賞などについてさまざまな賛否の意見が飛び交っている。

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