ケヴィン・グルタート監督が、新作『ソウXI』で引き続きメガホンをとることで収まった。昨年『ソウX』の監督を務めたグルタート監督は、人気ホラー映画シリーズの全ての作品において、これまで編集者、監督、エグゼクティブ・プロデューサーなどあらゆる分野で携わっている。
ホラー情報サイト、ブラディ・ディスガスティングによると、2009年の『ソウ6』と2010年の『ソウ ザ・ファイナル 3D』を含め、同シリーズで4作目の監督を担う。
新作は今年9月27日に公開予定だが、脚本家は前作と同じくジョシュ・ストルバーグとピート・ゴールドフィンガーによるものかは明かされていない。
前作では、81歳の俳優トビン・ベルが猟奇殺人鬼ジグソウことジョン・クレイマー役、ショウニー・スミスがその弟子のアマンダ・ヤング役を続投した。
グルタートは以前、同作の成功について、「『ジョーズ』や『エイリアン』の常識を覆すもので、モンスターの姿は見えない方がいい」「この映画にチャンスがあるとすれば、ジョン・クレイマーに深く入り込むことだった」とハリウッド・レポーターで振り返った。
一方で続編の可能性については 「『ソウ』の未来がどうなるかは見守るしかない」「いろいろな方向性が考えられるが、私にには、この映画から明らかな方向性は出ていない」とコメント、また昨年11月には「作品が終わったところからすぐに始まるバージョンもあるが、それを語るにはまだ早いでしょう」とポッドキャストで語っていた。