ジェームズ・ワン監督が、映画「死霊館」シリーズがメインストーリーの4作目を最後に終了する可能性があることを認めた。昨年10月に製作が発表された第4弾では、『死霊館 エンフィールド事件』『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』に続き、デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリックが脚本を担う。
ワン監督は、コライダーにこう話している。「そうですね。今作っているところです。私達は『死霊館』映画をとても大切にしているんですよ」「ですから、時間をかけて、ちゃんとしたものを作ろうとしているんです。我々が語りたいウォーレンのストーリーの感情をしっかり捉え、入り込んで、もしかしたら締めくくる。私達はただ、自分たちが正しいことをやり、正しいストーリーを語っていることを確かにしたいんです」
そして「締めくくる」というのは、次作が最後になるという意味かどうか尋ねられたワン監督は、「どうなるのか、わかりません」と答えた。
同作では、パトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガが、ウォーレン夫妻役を続投する。
「死霊館」ユニバースでは、これまでにメインストーリーで3作公開されているほか、2014年の『アナベル 死霊館の人形』、その前日譚である2017年の『アナベル 死霊人形の誕生』、2019年の『アナベル 死霊博物館』といった数々のスピンオフ作品が製作、2018年には『死霊館のシスター』、そして翌年の『ラ・ヨローナ~泣く女~』まで拡大、また今年9月には『死霊館のシスター』続編が公開予定となっている